草餅ウォーク

街歩き、ベイスターズなどの話題についてつらつらと書いていきます。

0230・ダイエー向ヶ丘店

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屋上にあった横長の広告塔。その大きさに加えてライトで照らされていることで夜でもより一層の存在感を示している。

ダイエー向ヶ丘店(店番号:0230)はかつて関東ローカルの総合スーパー「サンコー」の店舗として開業した店舗で、後にサンコーがダイエーと合併したことによりダイエーとなった店舗である。その歴史は大型総合スーパーとしては古く、現在の店番号0230は関東地区のダイエーの中では最も小さい、すなわち関東では最も古いダイエーとなっている。

因みに店番号0229は横浜市港南区にあった上大岡店(閉店済)、0231は神戸市東灘区にあった深江店(こちらも閉店済)だ。

 

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向ヶ丘遊園駅前にあった駅周辺案内地図。ひらがな表記に少し笑ってしまった。

 

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ダイエー向ヶ丘店正面。垂れ幕も下がり一般的な総合スーパーといった感じだ。

 

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入口上の現ロゴ。食品と日用雑貨、ペット用品の売り場は23時までやっているようだ。

 

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フロア案内。3階は駐車場と専門店街が並立している。

 

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そしてダイエー向ヶ丘店と言えばこれ。屋上駐車場(4階部分)にある横長の大きな広告塔だ。デカい、とにかくデカい。

 

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よく見ると半月型のDマークと横のDaieiのDがあったと思われる部分だけ白地の塗装が綺麗になっていて旧ロゴの痕跡がよくわかる。それにしてもよく新ロゴ制定時に諦めずにこの広告塔の大きさに合うdaieiロゴを作ったな…

因みにこの広告塔は300m余り離れた向ヶ丘遊園駅前からもよく観察することが出来る。

 

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少し遠くから。訪問当時は3階の駐車場にはある程度車が停まっていたが4階は空いていた。

 

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3階へと下る階段の入口にあったダイエー矢印。上の現ロゴはシールになっていて、おそらく下にはDマークが隠されていると思われる。

 

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3階と屋上駐車場を結ぶ階段の様子。

 

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更に下へ。当初からダイエーとして開業した店舗ではあまり見ない作りの階段だが、これがサンコーの店舗スタイルだったのだろうか(同じくサンコーとして開業した横浜西口店でもこのスタイルの階段は見なかったが…)。「催物ご案内」の掲示板もなかなかの年代物だった。

 

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2階衣料品売り場で発見したDマーク仕様の緑カゴ。他の緑のカゴに関してもこのようにDマークが露わになっていなくとも新ロゴ部分は全てシールだったので、多分緑カゴ自体全て旧ロゴ時代から使われている物なのだろう。

 

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こちらは1階で撮った現ロゴ。窓に貼り付けられているタイプで、店内から見たロゴの裏はシルバー一色だった。

 

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遠くから。

 

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そして1階北入口にはドア上に旧ロゴの痕跡があった。外側には新ロゴが貼られていたが、内側から見るとこのように逆さになったDマークがそのまま残されていた。

 

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外側から。新ロゴで隠されているがよく見ると旧ロゴが透けて見える…

 

ダイエー向ヶ丘店はダイエーや大型総合スーパーを回る者にとって関東のダイエーを語る上で絶対に外せない店である事は間違いないようだ。