0395・ダイエー成増店

成増駅前の商店街「なりますスキップ村」の中に堂々と佇むダイエー成増店。本当はこの角度からの写真が一番映える気がしたのだがなかなか画面に収まり切らなかった…

先日グルメシティ町屋店・東尾久店の訪問記事を出したのだが、同じ日にダイエー成増店に関しても訪問したので今回成増店に関しての記事を書く。

ダイエー成増店が開業したのはwiki曰く1988年。関東に現在も20店舗ほどある旧忠実屋から転換した店舗のうちの殆ど(グルメシティ八幡町店や西八王子店など)と比べれば開業時期としては遅めだが、それらの店舗とは違い元々ダイエーであるこの店には若い店番号(0395)が割り振られており、現在では貴重な関東の「ダイエー本体が開業させた店舗」となっている事には間違いない。因みに店番号0394は同じく1988年に開業した「ハイパーマート三田店」(兵庫県)、0396は見つからず0397が「エキゾチックタウン津田沼店」(千葉県)である(現在はいずれも閉店)。

ダイエー成増店自体は成増駅前から国道254号(川越街道)へと繋がる商店街「なりますスキップ村」の中に存在していた。訪問したのが平日の午後だということもあり商店街ではダイエーに限らず様々な店で買い物をしたり飲食をする客がそこそこ見受けられた。

商店街を川越街道側から駅の方へ進んでいくといきなり総合スーパー然とした建物が現れた。開業したのは1988年だと言うが個人的にはもっと新しい建物だと言われてもおかしくない雰囲気だと感じた。また縦の辺が丸まっている広告塔を持つ店舗の多いダイエーにあってこのように広告塔が角ばっている事例は珍しいのかもしれない。

ダイエー成増店正面入口。入口横にはケンタッキーが店を構えていた。また家電量販店のnojimaが5Fにテナントとして入っている事を示す標示もあった(ただ雰囲気から考えると標示はここ十数年の間に取り付けられたもののような気がした)。この他北東側と南西側にもそれぞれ出入口があった。

北西側出入口にあったエコ・ハート インフォメーションの掲示板。何となくだが旧ロゴ時代からありそうな雰囲気だ。

店内は昨今の他のGMSと同じくらいの混雑度であり、特に4Fにあったゲームコーナーは小学生～中学生くらいの年代の客でひと際賑わいを見せていた。また入口上にも看板があったように5Fにはnojimaが、6Fには英会話教室などのテナントが入っており、6Fまでエスカレーターで上がってしまうと降下するエスカレーターの乗り場まで教室の中を通っていかなければならないのかと一瞬焦るような構造になっていたがそんな事は無かった(何事もなく反対側の降下エスカレーター乗り場へと通り抜けられる)。

南西側出入口横の駐輪場前にあるダイエーロゴと営業時間の案内、そして「ダイエー矢印」。

そして同じく南西側出入口横にあるタイムズの案内看板。ここではDマーク時代からのロゴが健在だった。

以前の店番号を扱う記事にも載せた南西側出入口上の新ロゴ。

最後に一枚、川越街道の南側歩道から見た夕日を浴びるダイエー成増店。