東京が一望出来る道・レインボープロムナードを歩く
レインボープロムナードという遊歩道があるのをご存じだろうか。その名の通り芝浦と台場とを結ぶレインボーブリッジの歩道であるが、この歩道、日中に訪れても夜に訪れても圧巻の景色が楽しめるというそんな遊歩道である。
今年2月、日中お台場を訪れた際帰りに通ることにしたレインボープロムナード
昨年の大晦日、レインボープロナードの存在を認識する直前に撮った写真。手前にレインボープロナードの南側(台場より芝浦方面へ向かう車道側)通路がある。
まずは昨年の大晦日に訪れた際の写真を紹介していく。C93から帰るのに田町まで歩こうと思った私が最初に思いついた道はレインボーブリッジにを渡って田町側に上陸する、というルート。レインボーブリッジに併設されているレインボープロナードという遊歩道の存在を知らなかった私は取り敢えず行けば歩道くらいあるだろう、とその位にしか歩道の事を意識していなかったが…
この日訪れた際はプロナードの開放時間ギリギリに入ったからか北側遊歩道(ノースルート)のみ開放されていた。が、それが却って良かった。まさか入って車道を潜った直後にこんな景色が待っているとは(とはいえ当の写真がandroidの低画質カメラ故非常にお粗末なものになっているのは本当になんというか申し訳ない)。
台場側入口から北側遊歩道(ノースルート)へ出るために潜った首都高速11号台場線(写真上)・臨港道路海岸青海線(写真中央右)・ゆりかもめ橋梁(写真左下)。
途中の芝浦側主塔部分から見たレインボーブリッジ。大晦日であるこの日は画面中央右の台場側主塔を見て分かる通り主塔が橋の名の通り虹色にライトアップされていた。
レインボープロムナードは全国に架かる巨大橋の歩道の例に漏れず車道の途中、橋が陸地から完全に離れる直前の場所で合流し、橋が対岸についた途端に陸地へ降りるという作りになっているため車道を通った場合よりも橋を味わえる距離は短いのだが、それでも景色をじっくりと味わえることとレインボーブリッジ自体が長いということもあってとても満足できるスポットだった。なお途中2本ある主塔の部分は屋内(主塔の中)を一時的に通るというような状態になっていた。
芝浦側出入口はエレベータで遊歩道と陸地が連絡できるようになっており、台場側から来た私はそれに乗って下へ降りた。
芝浦側出入口から見た主塔。青白い光が都会の巨大構造物のひんやりとした感じを更に誇張させているような気がしてこれはこれでとても良い。
レインボープロムナードはレインボーブリッジの最大の特徴といってもいい芝浦側のループ部分を通っていなかったが、出口を出るとこのような風景が待っていた。
この後今年2月にも同地を訪れたので写真を上げておくこととする。
ノースロードより日中見られる景色
ノースロード台場側より見た2本の主塔。芝浦側出入口のすぐ北にあるのは芝浦ふ頭(写真右)。
ノースロード台場側の端より台場方向を眺める。首都高及び臨港道路、ゆりかもめはこのまま緩いカーブを描きながら台場へ入っていく。
そしてなぜレインボープロナードを東京が一望できる道と記事の頭に書いたか、それはこの東京スカイツリーと東京タワー、巨大都市東京の象徴とも呼べる2本の巨大電波塔が一度に見られるからに他ならない。夜に訪れた時は気づかなかったが昼に両タワーを同じ場所から確認したこの時ばかりは流石に感動した。
かなり遠いが湾岸部からでもはっきりと存在が確認できる東京スカイツリー(墨田区押上)。
東京タワー(赤羽橋)。手前に見えるのは芝浦ふ頭と倉庫群。